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過ぎた正義感

はい。かなりブルーな私です。


先日の日曜日、ホーム河川はいつになくアングラーで賑わっておりました。


先行者の邪魔にならないよう最上流へ入水。





















藻のあらしです。


投げる度藻がヒットして来ます。




回りの釣師にも当たりは無く、本日も無事(?)しゅうりょー。












ココのところスーパーのセイゴしか見てないので欲求不満です。



釣りビジョンを見ながら晩酌も済ませ、奥さんも床に入った夜10時過ぎ・・・。



我が家で起きているのは入浴中(兎に角長風呂)の長女のみ。



「おとーさん、ちょっと釣りに出るけん、玄関の鍵閉めんとってね。」と浴室のドア越しにそう告げると、6フィートのバスロッドを持って近くの川の堰辺りへ夜這い。



なにが釣れるのか?なんでも良い。ロッドを振りたい・・・。



散歩がてらの軽い気持ちで、ポイントに到着しました。



この付近は橋の幅を拡張する工事が入っていて建設中の新しい橋があります。



そこに差し掛かった時の事。



ジャラッ!と金属のチェーンのような音が・・・。



音のした方へ目をやると、怪しい人影が、サッと身を隠したのが分りました。



こんな時間に人が居ると言う事は考えられません。



現場泥?。



最近は工事現場から鉄が盗まれたりする事件をよく耳にします。



あやしいな・と思いながらも、その場をやり過ごし、河に近い位置まで降りてジグヘッドをキャスト。



私の立っている場所からは建設中のその橋が見渡せます。



さっきの人影が気になってしょうがない。



110番通報入れた方が良いかな?



すると、やはり怪しいヤツが橋の建設現場から道路へと出てきた!













ココからが過ちの始まりで・・・。












変な正義感でその男を呼び止める。






「現場を見に来ただけ」と言いながら、私に襲い掛かってきた!




現場を見に来ただけなら、襲い掛かる必要は無いし、正々堂々としていればいい。




そんなはずは無い、現場泥棒だと確信した私。




私の襟元を両手で掴み道路脇のガードレールから、私を土手の方へ落とそうとする男。




予期せぬ事態に、片手にロッドを持ったまま必至に抵抗するが、片手では分が悪い。




カードレールから転げ落ち、その際に持っていたロッドを奪われました。




「やばいッ!」と思った瞬間、男はロッドを思いっきり投げつけてきました。




ロッドは土手を転げコンクリートの護岸の方へ飛んでいきました。




「んのやろっ!」冷静でない私は土手から這い上がり男を追いました。




こんどはお互い両手で道路上ガップリヨツの体制でもみ合いに・・・。




男は私を暗い路地の方へ引き込もうと必死です。




逆に私は通る車に見付けてもらえるよう抵抗します。




ひょんなタイミングで男は私の右手小指に噛み付きました。




離そうとしても、噛み付いた指を離しません。




激痛が走り、ひるんだ私はよろよろと、路地の方へ引き込まれ仰向けに側溝へ押し倒されました。




この時、初めて恐怖を感じました。




馬乗りになってボコボコにされても、おかしくない状態でしたが男は背を向けて小走りに走って行き、傍に止めてあったワンボックスカーへ乗り込み走り去ろうとしています。




倒れた時に背中と右肘をコンクリに強打し、噛み付かれながらもみ合っているときに眼鏡が飛び、戦意喪失の私は、車のナンバーや車種等の特徴を見ようと起き上がりましたが、効き目の左目にパンチが入ったのか、涙がにじんでよく見えませんでした。




男の車はそのまま走り去ってしまいました。



と・その車を追うようにもう一台の車が走っていくの見えました。



仲間が居たのか?



ハァハァと荒い息を立てる私は、振り落とされた眼鏡を探し110番通報。



「竿はっ!?」こんな状況で竿を探すか?



白の長袖Tシャツは襟元から裂け、擦り剥いた右肩が露出し小指からは大量に出血、フラフラしながら竿を探し出し・・・。



肩で息をしていたのをはっきり憶えています。



竿を拾い上げ、土手の上まで上がり警察を待っていると、一台の車が止まりました。



男の人が降りてきて声を掛けて来たので、さっきの仲間?と思い思わず身構えてしまいました。



よくよく話を聞くと、この男性は我々がもみ合っているのを見ていて逃げた男を途中まで追跡してくれたそうでした。



その際にちゃんと車の車種からナンバー、男の服装まで的確に110番通報して頂いてました。



男の後に着いて行った車がまさにこの男性だったようです。



その助けが無ければ男の行方は、まず分らなくなっていたでしょう。



現場に警察官が2名到着。気が動転している上に出血している私を見て、まず救急病院へ送ってもらいました。






医者「何があったんですか?」


私「怪しいヤツをとッ捕まえようとして・・・。」


医者「この程度で済んで良かったですよ。」


私「過ぎた正義感で・・・。」


医者「そうですよ。大変な事になる事もあるんですから。」




傷を治療してもらいながらようやく気を落ち着かせることが出来、ほっと安心しました。



右手小指の噛み傷、深くはないが傷口が粗いので縫合は出来ず、右手中指、右腕、肘、左腕、右足小指、背中に2箇所の擦過傷。右肘は強打した為腫れ上がり、左目の下は眼鏡が当たったと思われる切り傷。



勿論眼鏡はレンズに傷が入り、ツルが変形し、首からぶら下げていたはずの携帯灰皿は何処へやら。






私とその男。もみ合いになる前に対峙していたにも拘らず、警察署での聴取の際は何一つとして特徴らしき物を憶えていませんでした・・・。




身長は私と同じ180センチくらい、短髪(揉み合いの際に髪を掴んだ時の印象)で労働者風の服装・・・。年齢は50歳くらい?




それ以外の印象が無いんです。刑事さんにどんな些細な物でもと問われましたが・・・。




人間の記憶は、ある状況下では著しく低下すると聞いた事が有りますが、こういう事なんでしょう。




事情聴取の間に長女に釣りに行くと伝えた事を思い出し、帰りの遅い私を心配してるといけないのでメールを打ちました。(調書作成に3時間ほど掛かったと思う)




長女にも心配かけるといけないので、軽い感じに作文し送信。




「まー気をつけて(-o-)/私は寝る系で。」・・・・。軽く返してきやがった・・・。




調書を取り終えて警察署を出たのは午前3時過ぎ、現認の為、刑事さんも同行して再度現場へ戻り、ようやく釈放されたのは4時前でした。




家まで送るという刑事さんの善意をお断りして現場を後に家路に付く私。





Tシャツは引き裂かれたので病院で患者さん用のシャツを借りて着替え、短パンにビーチサンダルで、手にはロッド、バッグを襷掛けした私はペタペタと歩いて帰りました。




新聞配達のバイクが走り始めています。





家族に気付かれないように(特に次男の犬)こっそり家に入り、寝室へ倒れこむ。




どっと疲れが出てきて、ウトウトと・・・。小指の傷が疼きます。背中の傷もヒリヒリと・・・。









朝起きて奥さんにその姿を見せると、




「いらん事に、首をつっ込みなさんなっ!」と一喝。




いらん事とは思わないが、返す言葉が無い。




「ごめんなさい。」




夜間釣行禁止令発令!






出勤の前に保険証と借りたシャツを手に再度病院へ行きました。




昨日の治療費と今日の分を支払い、警察に提出する診断書を貰う。




計9、495円。診断書が5,250円もするのは解せません。




勿論自腹です。





















正義は何処へ・・・。




家族や会社の人に心配を掛け、自分がとった行動は何の意味があったのか?




すこし自己嫌悪に陥りながらこの記事を更新しました。








逃げた男の車の所有者は判明していますが連絡が付いてないとの事。




後日、現場検証を行い(本当は今日だったけど雨の為に後日に、ニュースなんかで良く見るように、現場での状況を再現しなければならないらしい。)、それと男を顔写真で確認するとの事。




怪我の回復まで時間が掛かるし、警察へも行かないといけないし、簡単には終わりそうにないです。








私もつまらない事に首を突っ込んでしまったが、この男も今どこかで後悔しているに違いないと思います。

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私は・・・。

岳

Author:岳
よろしく。

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また・そげなこつを・・・。
どげな?
愉快な人々。
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